市場にあまり出回らない「幻のりんご」
ぐんま名月の収穫時期は産地にもよりますが、青森県では11月初旬頃から始まります。収穫は半月から1か月間ほどです。貯蔵性はふじなどと比べるとそれほど良くないため、食べごろは収穫後2週間から長くて2か月ほど。数量が少なく市場に出回る期間も短いので「幻のりんご」とも呼ばれます。
「ぐんま名月」は、群馬県生まれの黄色いりんごです。群馬県農業総合試験場において「あかぎ」と「ふじ」を交雑して育成され、1991年(平成3年)に品種登録されました。サイズは300~350gくらいとやや大きめで果皮は黄緑色~黄色。果皮の一部がほんのりと赤く着色しているものが多く、表面の半分が赤く染まっているものもあります。味は甘味が強く、酸味は少なめ。果肉はサクッとした食感で、香りがよくて果汁が豊富です。
また、ぐんま名月は蜜が入りやすいのも特徴の1つ。完熟したものをカットすると、種の周囲が蜜で満たされていることもあります。
甘味が強く、酸味は少なめ。
サクッとした食感で、香りがよい
蜜が入りやすく果汁も豊富
ぐんま名月(めいげつ)は群馬県農業総合試験場北部分場(沼田市)において、「あかぎ」に「ふじ」を交配し選抜、育成されたもので、1991年9月に品種登録されました。育成地(群馬県沼田市)において10月下旬に成熟するやや晩生種です。果肉の色は淡黄色で、硬さ及びきめは中位で、糖度が15度程になり酸味が少なくとても甘く感じる上とてもジューシーでしかも蜜も入りやすい品種です。基本的には無袋栽培に向いているとの事で、産地でも無袋で栽培されているようです。
市場にあまり出回らない「幻のりんご」
ぐんま名月の収穫時期は産地にもよりますが、青森県では11月初旬頃から始まります。収穫は半月から1か月間ほどです。貯蔵性はふじなどと比べるとそれほど良くないため、食べごろは収穫後2週間から長くて2か月ほど。数量が少なく市場に出回る期間も短いので「幻のりんご」とも呼ばれます。
ぐんま名月(贈答用)
ぐんま名月(家庭用)